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極限の状況下で重ねる検証により、確かなテクノロジーを

車の情報をリアルタイムに取得・管理できるOBDⅡ(On-board diagnostics Ⅱ)で培ったテレマティクス・ソリューションをレース用バイクに活かす取り組みをしています。


バージョンアップしたデータロガーで、マシンとライダーのパフォーマンスを最大化。

2014年から参戦している鈴鹿8耐で提供中の通信機能付きデータロガーをバージョンアップ。 新開発したデータロガーと3G データ通信端末(AX8084NC)によって、GPS、加速度、ジャイロなどが、新たに1/10 秒単位、ラップタイムは1/1000 秒単位でリアルタイム取得できるようになりました。これらのデータを解析することにより、加速減速強度、傾斜角度などによる走行データ解析を⾏なうことが可能になります。

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データロガーと通信モジュールは株式会社ネクスが、様々なデータを収集し解析を⾏なうソフトウェアは
株式会社ネクス・ソリューションズが開発を⾏なっています。
今後は共同開発を目的として新たに2チームに提供し、新たに追加された走行データ解析の実績と、通信の安定性の検証を実施してまいります。

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1.  区間タイム 2. 周回数 3. ラップタイム4. スピード 5. 加速度 6. ベストタイム 7. ベストラップ

 

 

In/Out 間隔 備考
Input GPSモジュール 位置情報(緯度/経度、方位) 100 msec
加速度センサー X軸、Y軸、Z軸 100 msec
ジャイロセンサー roll軸、yaw軸、pitch軸 100 msec
 磁気センサー  ラップ/区間のゲート通過(H/L)を受信  -  精度
1/ 1000秒
操作SW  Mode  各モード設定
 Start/Stop  Start/Stop
 Set
 Outpu  LCD表示  ラップタイム  ラップ/区間タイムを表示。
※1/10秒以上はリアルタイム表示
 精度
1/ 1000秒
 周回数表示  ゲート
通過後
 Bestタイム表示
 区間タイム表示
 区間タイムのBest差異表示
 タイヤ内温度  前輪/後輪の温度表示
 サーバー通知  GPS情報  位置情報(緯度/経度、方位)  100 msec
 加速度センサー  X軸、Y軸、Z軸  100 msec
ジャイロセンサー roll軸、yaw軸、pitch軸  100 msec
 ラップタイム  ラップ/区間タイムを通知。  -  精度
1/ 1000秒